希少なブランパン「純正」掛時計修理
ブランパン「純正」掛時計の修理をご依頼いただきました。
「純正」と強調したのは最近、ネットオークションなどでブランド腕時計のデザインを模倣した掛時計が多数出回っているからです。
これらのほどんどのものは、粗悪なムーブメントが搭載してあったり、造りもプラッキーなものがほとんどです。
もちろん正真正銘の「偽物」であり、販売も違法です。
今回、ご依頼いただいた修理品は、当時のブランパンの日本法人社長からお客様が直接もらった、正真正銘のホンモノの掛時計になります。
つくりもしっかりしており、風防は専用曲面ガラス、ハウジング部は金属製、ムーブメントもスイス製のものが使用されております。
やはり、本物がつくるものは偽物とは違います。
昔はVIPカスタマーにこのようなノベルティーがありましたが、今では考えられません。
希少な修理品、先日きっちり直してお届けしましたら、お客様も「直ってよかった~」と大変喜んでいただけました。
修理品のご依頼ありがとうございました。
ブランパンのご用命は、アルファ&オメガ
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blancpain、ブランパン、修理2019年6月20日 | コメント/トラックバック(0)|
カテゴリー:修理依頼
定期的なオーバーホール(分解掃除) パネライ編
常連さまのご依頼により、定期的なオーバーホールです。
「最近、少し遅れが出始めたとのことで…」、今回のご依頼になりました。
通常、お金がかかるので、ついついオーバーホール(分解掃除)を先延ばしにしてしまいがちですが…。
オイルが切れた状態で腕時計の機械が動いていると…。
歯車同士がスレあい、お互いに素材同士で削り始めることになります。
そうなると、部品交換が必要となりますので、オーバーホール料金も通常よりも高くなってしまいます。
このような「トホホの状態になる前に…」、早めのオーバーホールを強くオススメします。
ブランド腕時計のオーバーホールのご用命は、アルファ&オメガ
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オーバーホール、パネライ、分解掃除2016年5月3日 | コメント/トラックバック(0)|
カテゴリー:修理依頼
サファイヤガラスの交換
オーナー様が腕時計のガラスの角を思いっきり、ぶつけてしまい、ガラスが欠けてしまいました。
「最初はそのままでいいかな?」と思っていたようですが、だんだんと気になり、ガラス交換のご依頼となりました。
この腕時計のガラスは曲面ガラスで出来てる上、大ぶり、よくわからないメーカーのものでしたので、フィッテングに苦労しましたが…。
無事、交換完了となりました。
過日、オーナーにお見せ、お渡ししましたら、大変お喜びなりました。
オーナー様の喜んだ顔を見ていると、こちらも大変うれしくなります!
ガラス交換のご依頼ありがとうございました。
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サファイヤガラス、交換、修理2016年5月1日 | コメント/トラックバック(0)|
カテゴリー:修理依頼
腕時計のオーバーホールのお話~パート3~前回の続きです。
はい!それで「正解」です。
と言いたい処ですが…
実はメーカーでのオーバーホールが一番優れているとは限らないのです。
前記の記事で書いたようにメーカーにはたくさんの技術者がいます。
ですが、その技術者が全て優秀で、手先が器用で、上手い技術者でしょうか?
腕時計メーカーの看板を掲げている以上、メーカーが定める、ある一定の技術基準はクリアしているかと思います。
しかし…しかしです。
お客様の腕時計の整備を昨日、研修を終了したばかりの新人からこの道、このモデルを知り尽くしたベテランの方までどんな技術者が担当するのかは分かならないのです。
少し、コワイと思いませんか?(メーカーの修理を否定しているわけではありませんので、誤解なきようによろしくお願いします…)
私の感覚ですが、自分の愛機をオーバーホールに出す場合、研修を終了したばかりの技術者とベテランの技術者、どちらに仕事を依頼したいですか?私は迷わず、ベテランの技術者の方です。
突然、私事ではありますが…。
私は今、腕時計を販売をしていますが、腕時計コレクターでもあります。
会社を立ち上げる前は、趣味で腕時計を集めておりました。
そんな中、ある限定の腕時計が欲しくて、欲しくて、頑張ってお金を貯め、そして購入の時が来ました。
ある有名販売店に出向き、その腕時計の購入を決めたのですが、
残念ながら、その腕時計のヘアライン(ペーパーで磨いたような装飾部分を此のように呼びます。)部分に初めから?傷が入っていて
その傷を取るのにお店の方にメーカーに再研磨の依頼していただきました。(本来ならば、別の商品交換となるのですが、限定なので数量がありませんので仕方がありませんでした。)
数週間後、研磨完成?の連絡が入ったのでウキウキ気分で再度、そのお店を訪れました・
そしてその戻ってきたその腕時計を見て、言葉を失ったのです。
それは、メーカーの技術者がヘアラインの傷を修復するため、研磨のしすぎで全体のオリジナル雰囲気が変わってしまっていたのです。
本当にショックでした。
普段から故意にしている腕時計修理店の方がはるかにうまくやってくれた!。
でも、もう遅かった。削ったヘアラインは戻らない…。
メーカー研磨を信じたばかりに…。
想像してみてください。
なけなしのお小遣いでやっと購入した新品腕時計が…無残な、中古品のような腕時計になってしまったのです。
その販売店の方もそれを見て、ひどいと思ったのでしょう。
貴金属購入後、普通はありえないのですが、返品に応じていただけました。
それでは皆様はどちらの技術者に仕事を依頼したいでしょうか?
それも安定した技術と少しお値打ちに腕時計をオーバーホールしたいならば…
ちなみに弊社の場合ですが。汗
たくさんの職人さんとの繋がりがあり、今までの経験から「この腕時計には此の技術者!」といったような、お預かりしたその腕時計を知り尽くしたベテラン技術者にオーバーホール、調整、修理を依頼します。
これで上記であげたようなミスマッチは大方避ける事が出来るかと思います。
それと…お値段もお値打ちに出来るかと思います。例外もありますので、その場合はご了承下さい。
3回わたり、オーバーホールについて書かして頂きましたが、この拙い記事に興味を持たれた方、この思いに共感された方は是非、お見積りをご依頼下さいませ。
ありがとうございました!
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オーバーホール、ブランド腕時計、修理、調整2015年5月7日 | コメント/トラックバック(0)|
カテゴリー:修理依頼
腕時計のオーバーホールのお話~パート2~前回の続きです。
オーバーホールを料金だけで選んでませんか?
おそらくオーバーホールの料金のみで判断される方が多いのではないでしょうか?
インターネットを調べれば、自称「最安値」のお値段がいっぱい出てくるかと思います。
ですが、そこにはその職人さんの熟練度は表示されていません。
当たり前といえば、当たり前ですが…。汗
その職人さんが「上手いのか?」・「下手なのか?」は判りません。
そのような時の判断材料のために「資格があるんじゃないのか?」とおっしゃられる方がいるかと思いますが…
その有資格の中でも、手先が器用な方、その反対の方が存在します。
逆にその資格を持っていなくても修理が上手な方もたくさん存在します。
そしてそれらは数値化出来るものではありません。
あくまでも「資格」は「資格」で「目安」でしか無いのです。
それじゃあ、メーカーに依頼すればいいのでは?
という意見があるかと思います。
次回へ続く…。
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オーバーホール、コンプリケーション、ロレックス2015年4月14日 | コメント/トラックバック(0)|
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